【名 称】 見性寺
【所在地】 宮津市白柏
【概 要】 浄土宗 山号を一心山と言う。
 宝永2年(1705)伝誉上人により開かれ、別名「蕪村寺」とよばれる。
 宝暦4年(1754)与謝蕪村はこの寺に立ち寄り、宝暦7年(1757)秋京都へ帰るまで3年間(39才〜42才)滞在し、ここを根拠として俳句のみでなく画業にも励み蕪村画大成の基礎をつくった。 彼の「新花摘」の書き出しに「むかし丹後宮津の見性寺といへるに、三とせあまりやどりいにけり・・・」とある。
 境内にある蕪村の句碑は,昭和になって蕪村没後150年を記念して建てられたもので、俳人であり、蕪村研究家の河東碧梧桐の書になるのもである。